ご自宅には予備の布団が複数ある。という方は、そう多くはありません。
布団クリーニング業者に依頼すると、手元に布団がなくなって困るという状況も十分ありえます。
こういう場合は、貸し布団のサービスをお勧めします。
新しく布団を買うにはお金が足りない、あるいは、買っても置き場が無いという際には、布団がレンタルできるサービスは便利です。
貸し布団サービス
布団クリーニングのフレスコには「貸し布団サービス 」がありますので、このサービスを引用して特徴をご紹介します。
貸し布団サービスのメリット
貸し布団サービスを利用する際にメリットです。
- 新しく布団を買わずに、布団クリーニングが気軽に依頼できる。
- 自宅に替え布団を用意しなくてもよい(保管スペースや手入れの問題がない)。
- 清潔な貸し布団が使える。
新しく布団を買わずに、布団クリーニングが気軽に依頼できる。
「新しい布団を買わなくて良い」というのは、経済的に非常に助かります。
日本には四季があるため、季節ごとの温度変化に対応できるように「夏布団」「冬布団」という種類分けが一般的だったようですが、現在の住環境ではエアコンや床暖房等で温度変化を小さくできます。
そのため、2種類の布団を用意しておく必要性は薄れています。
もちろんどれほど室内環境が整おうとも、温度や湿度の変化が0にはなりませんから、夏布団と冬布団をそれぞれ用意することには意味はあります。
単に予備の布団を用意する必要性の強弱に過ぎません。
自宅に替え布団を用意しなくてもよい
予備の布団があれば貸し布団サービスはまったく不要ですが、予備の布団を保管するスペースの確保が重要で、そこが大きな問題となります。
昔の日本家屋には押し入れがあり、押し入れの奥行きや幅などは折り畳んだ布団が丁度入る位になっていたかと思います。
対して、現在の押し入りは「クローゼット」に替わり、衣服は入っても布団には窮屈なスペースである場合が多々あります。
また、予備の布団も当然手入れをしなければダニやカビが繁殖してしまいます。
手間の面からも予備の布団にはデメリットが存在します。
ご自宅の収納スペースや予備布団の手入れの手間を考えますと、貸し布団のメリットは案外大きなものに思えます。
清潔な貸し布団が使える
冒頭の「フレスコ」に関していえば、ですが、布団クリーニング店の貸し布団なので、貸し布団の清潔さには十分期待ができます。
もちろん貸し布団「サービス」である以上、他の誰かが使っていた布団を使い回しています(限度を越えてということではなく、毎回新品を貸し布団としてだすのはありませんから)。
この点に関しては、旅館の布団と同義だとお考えください。
新品の布団ではなく、「手入れがされている清潔な布団」であれば十分なはずです。
なにより、保管中にダニが繁殖している可能性は非常に低く、ダニ対策のために洗濯てある布団に近いダニの少なさ(ダニが0かもしれませんが)だと思われます。
貸し布団サービスのデメリット
貸し布団サービスにはデメリットもあります。
- 依頼に関して制限が多い
- お金がかかる
- 生理的に無理な場合はどうしようもない
依頼に関して制限が多い
あくまで「フレスコ」の貸し布団サービスが前提ですが、以下のような注意点があります。
- 貸し布団のみの注文は不可。
- 布団丸洗い1枚コースでは、貸し布団サービスは利用不可(2枚や3枚の注文一つに付き1つだけ可能)。
- 布団クリーニング用の発送キット到着後にしか依頼できない。
- 貸し布団を依頼してから、到着までに7~10日かかる。
- 貸し布団到着後の7日以内に布団クリーニングに布団を出さねばならない。
- 布団クリーニングに出した布団が戻って来てから、7日以内に貸し布団を返送しなければならない。
- 返送が遅れた場合は追加料金が発生する。
かなり細かいですが、実際に注意するべきことはそう難しくはありません。
簡単なチャート図で流れがわかるように書いている箇所がありますので、「貸し布団サービス」のページ下部の「貸し布団の流れ」をご覧下さいませ。
なお、「布団丸洗い1枚コースでは、貸し布団サービスは利用不可(2枚や3枚の注文一つに付き1つだけ可能)。」に関しては次項で少し詳しく触れています。
お金がかかる
貸し布団もただではありませんから、利用に料金がかかります。
「フレスコ」であれば一つに付き5,000円(+税)が掛かり、結構な額になります。
額に関しましては「新品の予備の布団を買って、保管して、手入れをする手間」と比較いただけると納得はしやすいかもしれません。
なお、貸し布団を「一枚」ではなく「一つ」と書きましたが、フレスコでは以下のように3種類の貸し布団セットがあるためです。
- 貸し布団: 掛け1枚+敷き1枚
- 貸し布団: 敷き2枚
- 貸し布団: 掛け2枚
セットとして掛け布団の敷き布団の組み合わせの仕方に違いがあり、枚数的には2枚となります。
布団クリーニングの依頼に関しては「掛け布団1枚」などの依頼は可能ですが、そこには合せられない理由がここにありそうです。
あくまで「2枚1セット」のサービスなので、「2枚依頼がないと貸し布団1セットが送れない」と考えれば納得できます。
生理的に無理な場合はどうしようもない
人間、生きていればいろいろとこだわりがありますし、体質や精神的にどうしても無理な物事もでてきます。
「他人が一度でも使った布団は、どれほどキレイであっても使いたくない!」という場合、貸し布団は使えません。
これはもうどうしようもないので、新しい布団を買うことをお勧めします。
まとめ
貸し布団にはメリットも多いですが、デメリットとといいますか注意点が多くやや面倒な部分があります。
結局、貸し布団の「使う場合のコスト」と「使わない場合のコスト」のどちらを高く見積るか次第ですので、比較検討していただければと思います。
予備の布団がなく、新たに新品の布団を買わないという場合でも、寝袋などの布団無しで過ごすという手もありますから、そこもまた判断材料になるかもしれません。
ただ、ダニ対策という意味では布団の洗濯はオススメできますから、なるべく布団の洗濯だけは行った方がよいと思います。
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