夏布団、
まだ洗ってない?
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ハウスダストの原因の一つ、カビ対策も重要です。布団以外にも当然カビは発生します。室内のどこにカビが発生するのかをしっかりと把握しておきましょう。

咳や鼻炎の原因となるハウスダストには、カビの胞子も含まれます。カビ対策がハウスダスト対策にも直結しますので、カビに対しても注意をしましょう。

なお、この記事では「日本建築学会環境系論文集 vol.79」の「住宅における結露・カビの発生要因に関する調査研究 児童のアレルギー性疾患と関連する居住環境要因の改善に向けて」という論文を引用してご説明します。

室内のカビ

室内であれば窓などのサッシが結露することにより、カビが発生しやすくなります。サッシや窓だからカビが発生するのではなく、窓付近が結露しやすいためです。

ここは重要なポイントで、つまり湿気や水気の有無が重要であり、部屋干しの洗濯物もカビの原因となります。

特に7月8月などの梅雨時は、ただでさえ湿度が高いのに、洗濯物は部屋干しをしなければなりません。湿度や気温などもろもろが相まって、カビが発生しやすく、ハウスダストも発生しやすい状態です。

カビ発生の要因

論文では以下のように要因が示されています。色は筆者が便宜上付けています。

窓ガラスの構成」「開放型暖房器具機器」「洗濯物」「観葉植物」が、結露、カビの発生に関わる要因として抽出された。特に「開放型暖房機器」と「洗濯物」の室内干しの影響は大きく、発生部位関係なく結露やカビと関連しており、これらはダンプネスを介してアレルギー性症状に影響している可能性がある。

「観葉植物」は少し意外でしたが、水気があるものといえば確かにそうではありますね。「植物=光合成=水分を吸収する」というイメージもありますが、霧吹きなどで水をあげる行為自体が常時水分のある状態にしているとも言えますし...。観葉植物付近でカビが発生している場合、対策を検討したほうが良いでしょう。

観葉植物以上に重要そうなのが「開放型暖房機器」ですが、これだけではなんのことかわかりませんね。この論文では以下のように定義していますのご確認ください。

「石油ファンヒーター(煙突なし)」及び「小型石油ストーブ」を開放型暖房機器と定義した。

都市部であれば煙突つきの石油ファンヒーターはほとんどないでしょうから、ほぼすべての石油ファンヒーターが対象になりそうです。

なお、以下のようにも書かれています。

開放型暖房機器の使用は、発生部位に関係なく、結露やカビの発生リスクを有為に増加させていた。一方で、非開放型暖房機器の使用はこれらの発生リスクを抑える要因として有為であり、暖房機器の種類による関連性がみられた。また、終日暖房では結露やカビの発生を低減させている。

雪の降る日に、室内でストーブやファンヒーターをつけると窓が白く曇ることは皆さんご経験があるかと思います。これがそのものズバリ結露ですから、納得の結果ではあります。

暖房をつけないわけにはいかないのですが、何を使うのかは考えた方がよいかもしれません。

なお、論文では「非開放型暖房機器」がなんなのか定義されていないようなのですが、文脈から「エアコン」が該当しそうです。この件は後述の「エアコンや除湿器による除湿が有効」の項目をご覧下さい。

ダンプネスとは

「ダンプネス」に関しては、「北海道大学環境健康科学研究教育センター」のWebサイトにある「用語解説」ページの説明が詳細かつ分かりやすいので、この部分だけそのページから引用します。

ダンプネス(湿度環境の悪化,湿気の上昇)
いわゆる室内の相対湿度ではなく,湿気がありじめじめした状態を示す。ダンプネス(湿度環境の悪化,局所での湿気の上昇)は真菌等の微生物の増加や,構造物へのダメージを引き起こす。代表的なダンプネスの指標としては①結露,②風呂場以外でのカビの増殖,③かぴ臭さ,がある。また,雨漏り,水道管の破裂,水道栓の閉め忘れ等による水漏れ事故は構造物に過度の湿気を与えることになる。加湿器の使用はメンテナンスが不十分だと貯留水やフィルターに微生物が増殖するため,注意が必要である。

私たち一般人ではあまり用いることがなさそうな用語ではありますが、カビ対策としては非常に重要な用語です。結露に関しては既に触れていますが、水道栓の締め忘れや、加湿器のメンテナンス不足が引き起こす点は覚えておかねばなりませんね。

湿度が高いのはあまり良いことではありませんが、加湿器自体には別の役目や必要性があり、使用しなければならない可能性は多いにありますので。

エアコンや除湿器による除湿が有効

環境や製品の性能にもよるので一概には言えないのですが、エアコンの除湿機能や除湿器がカビ対策に効果があるようです。

家電製品には怪しげなものも多く、本当に効くかどうか分からないものもありますが、除湿という機能に関しては効果があるようですね。

「エアコンをつけると空気が乾燥してイヤだ」というのは私も感じるエアコンのイヤな点です。ですが、その乾燥こそが重要だとすれば、ハウスダスト対策のためには我慢して受け入れなければならないのかもしれません。

なお、論文では以下のように常時運転を進めています。

「換気設備の常時運転」は、結露やカビの発生を抑える要因として有為であった。特に、窓・サッシに置ける結露やカビの発生とは関連が強く、間欠運転では有為な関連性がみられないことから常時運転の重要性が示された。

エアコンの電気代やエコ的な観点からもいわれていることですが、付けるなら常に付けていうほうがハウスダスト対策的にも良いようです。実はこの論文ではダニについても下記の用に触れています。

エアコンの除湿効果が結露やダニなどのダンプネスを有効に緩和している可能性が示唆される。

この件は、アメリカ北東部を調査した論文「The influence of air conditioning, humidity, temperature and other household characteristics on mite allergen concentrations in the northeastern United States」に基づいた見解です。

カビとは少し離れるためかわずかしか説明がありませんが、以下のように記述されています。

アメリカ北東部の750件の住宅を対象とした調査では、エアコン未設置はダニアレルゲンの濃度増加要因として指摘している。

逆説的ではありますが、エアコンがないことでダニ由来のアレルゲン(おそらく死骸や糞など)が増えるので、エアコンがあればそれが防げるという考えです。

布団のカビ

残念ながら論文では布団などの寝具のカビに関しては触れられていませんが、当然ながら布団のカビもハウスダストの原因となる胞子を飛ばします。室内全体としてエアコンや除湿器が有効とはいえ、布団であれば丸洗いできる場合が多く、対策をしない手はありません。

洗える布団であればご自宅で、それ以外で素材的にOKであれば布団クリーニングサービスに依頼して洗濯してもらうことをおすすめします。

なお、既に触れていますが布団の部屋干しはリスクが大きくあまりよくありません。
ベランダやお庭の広さによりますが、屋外で十分に乾燥させることができないのであれば、洗える布団をお持ちでも布団クリーニングサービスをご利用されたほうが安全でしょう。

おすすめの布団丸洗い方法

何度も書いていますが、自宅で布団の丸洗いは大変なので、半年に一度ぐらいの頻度で布団クリーニングを利用することをおすすめしています。

辛く大変な思いをする必要もありませんし、布団を自宅で洗うよりもハウスダストや汚れをキレイに落とせるのですから。

業者に依頼するのは「贅沢なこと」ではなくて、「必要なこと」ですよね。

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どうすればハウスダストをなくせるの?

慢性的な鼻炎や咳の原因となる、ハウスダストの対策方法を1ページにまとめています。

自宅で洗える布団でダニ対策?

自宅で洗濯できる布団に関して1ページにまとめています。

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