タワーマンションは、眺望の良さと広い室内空間が魅力だと思います。
しかし、残念ながら布団の洗濯という意味では平屋や低階層マンションに比べると不便になる可能性が高いお住まいです。
特に高層階では深刻な問題になり得ます。
タワーマンションと洗濯物
タワーマンションでも当然ですが洗濯機で洗濯はできます。
しかし、マンションの規約などで外のベランダに洗濯物が干せない場合があります。
ベランダが使えない変りに、室内に浴室乾燥などの設備が常備されているようで、そこで洗濯物を乾燥させます。
それ以外では、別に存在するサンルームや、洗濯物は全てクリーニングに依頼するというパターンもあります。
では、布団はどうでしょう?
タワーマンションと布団の洗濯
自宅で丸洗いできる布団の利用が前提ですが、洗濯機が布団に対応していればタワーマンションだろうと平屋だろうと、当然洗濯は可能です。
問題は布団の枚数と乾燥です。
布団の素材や厚みにもよりますが、浴室乾燥程度では布団の乾燥に相当な時間がかかります。
また、お一人でタワーマンションにお住まいなら問題ないでしょうが、2人以上の家族でお住まいの場合は、当然布団を2つ干スペースが必要になります。
これは洗濯も同じですが、2枚の布団を同じタイミングで洗って乾かすのは時間も手間も大いにかかります。
ベランダに布団を干せる契約だったとしても、突然の強風時に布団のような風に煽られやすいものを気軽に外には出し辛いものです。
コインランドリーを使って布団を洗濯する
洗濯機に布団が入らない場合、コインランドリーを利用する方法もありますが、タワーマンションの中にはこういった設備を備えているところもあるでしょう。
ですが、家から布団を抱えて歩く姿をご近所の方に見られるのは避けたいのではないでしょうか?
布団が常に綺麗な見た目とは限りませんし、タワーマンションに住んでいるのに布団を抱えて歩くということ自体が少々堪え難い気もします...。
筆者個人としては、見られたくありません。
布団叩きは困難
布団叩き自体の有効性は脇に置きますが、タワーマンションでは以下の理由で布団叩きが非常に困難です。
- ベランダに干せる場合、布団を叩くと左右と下方向の階に布団から出る細かいホコリやダニアレルゲンが降り掛かる
- サンルームなどを使う場合、室内で布団から出るホコリやダニアレルゲンが舞い散る
実際にはタワーマンションに限りませんが、マンションのベランダで叩けば他の家に迷惑がかかり、ご近所とのもめ事の原因になりかねません。
室内で布団を叩けばどうなるかは皆さんご存知だと思いますが、特に鼻炎持ちの方は室内での布団叩きは絶対に避けた方が良いです。
加えて、もともと布団を叩くだけではそれほど取除けませんので、がんばって叩く意味もあまりありません。
叩くよりも掃除機掛け
叩くよりも効果があるのは、布団の掃除機掛けです。
布団の掃除機掛けの効果に関しては以下をご覧いただきたいですが、基本的には「定期的に、ゆっくり掃除機をかける」のがコツです。
ただし、掃除機だけでは取除けないので、半年に一階程度の布団丸洗いが必要になります。
布団の丸洗いが必要な理由はこびりついた汚れを取除くだけではなく、布団の中につまったホコリやダニアレルゲンを取除くためでもあるのです。
布団を洗濯した際の効果は以下のページをご覧いただけます。
メインは熱湯を使う洗濯機の効果に付いてですが、水を使う普通の洗濯機でどこまで落ちるのかも書かれているので、参考になると思います。
注意点としては、布団を丸ごと洗った調査ではないという点です。
布団を丸ごとキレイに洗うのは大変ですから、その点で後述する布団のクリーニング業者に頼む必要性がでてきます。
タワーマンションでおすすめの布団の洗濯方法
一番良い方法は、やはり宅配が利用可能な布団の洗濯サービスを利用することではないでしょうか?
毎日布団を洗濯する必要はありませんから、無意味な贅沢ではなく、快適な生活を送る上での必要経費にすぎません。
外から見えない袋で業者が持っていくので、対応中を見られても恥ずかしくもありません。
タワーマンションに住んで節約生活を送ることが悪いということではなく、場所にあったお金の使い方という点も考慮するべきでしょう。
ページ末尾にも記載していますが、筆者のオススメは以下の2つのサービスです。
自宅で洗える布団を買って、自宅で洗濯して、自宅で布団を干す、というの可能だとは思いますが、その労力と時間を、おいしいランチや3時のデザートに使った方が遥かに良いはずです。
高級布団を洗濯する
高級な羽毛布団などを洗濯する場合、どれだけ丁寧に洗濯してくれるかが気になる所ですよね。
そういう場合は、以下のようなサービスがお勧めできます。
羽毛布団専用ですが、専属で技術者が付いて最初から最後まで責任をもって洗濯してもらえます。
「丸洗い鑑定書」というものも付属しますし、本格的なサービスです。
鑑定書があるからなんだ、という話ではありますが、洗濯品質に対する自信の現れは示しています。
「我が家の布団は質が違う!」という場合は、ロイヤルコースを選んだ方が心配ないと思います。