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まだ洗ってない?

羽毛布団の洗濯や乾燥について

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羽毛布団の洗濯の方法や洗剤、乾燥に関する実験を行った論文から引用して、羽毛布団を洗濯することへの理解を深められます。昔の論文ですから今とは違いますので、その点ご注意を。

羽毛布団を洗濯することについての論文がありましたので、引用してご紹介したいと思います。

なお、この論文は1986年のもので、相当に古いものです。
現在の繊維や洗剤であれば解決できている部分や、優劣が逆転していることも十分考えられますので、あくまで参考程度にごらんください。

論文は「繊維製品消費科学会誌 Vol.27」に掲載されている「羽毛布団の耐洗濯性について(著:川口 美智子)」という名前のものです。

中性洗剤か弱アルカリ性洗剤か

洗濯時に使う洗剤にも色々と種類がありますが、この論文では中性洗剤と弱アルカリ洗剤で試験を行っています。現在でも使われる種類名ですね。

以下に論文から引用します。

家庭洗濯では,弱アルカリ性より中性洗剤で洗濯した方が,羽毛の片寄りが少なく嵩高性も優れており,羽毛の損傷の程度も小さい.
商業洗濯におけるランドリーでは,家庭洗濯と同様,弱アルカリ性洗剤より中性洗剤で洗濯した方が,羽毛の片寄りが少なく,嵩高性も優れ羽毛の損傷の程度も小さい.
弱アルカリ性洗剤は羽毛が絡まった様になり,風合いが悪くなった.

家庭と商業洗濯(クリーニング店とあるだけで、現在のような布団クリーニング専門の業者ではありません)のどちらも、アルカリ性より中性洗剤で洗濯した方が良いようです。

ただし、汚れ落ちということではなく、洗濯後の羽毛が元の嵩(かさ)まで戻っているかなど、羽毛の損傷からの検討となります。

乾燥方法

乾燥方法については以下のように書かれています。

乾燥方法については,家庭洗濯(手洗い),商業洗濯(ランドリー)共に自然乾燥よりタンブラー乾燥の方が羽毛の片寄りが少なく嵩高性も優れているが,羽毛の損傷度は大きい.
又ドライクリーニングでは塩素系,フッ素系より石油系ゾールを用いた場合,羽毛の片寄りはみられず嵩高性が優れ,中でも30°C乾燥のものが最も嵩高性が良かった.
又損傷度では石油系ゾールの自然乾燥は損傷の程度は極めて小さいが,80°C乾燥ではかなり損傷した.
塩素系,フッ素系は羽毛が絡まっており,損傷の程度も石油系より大きい.
全体的にみると,石油系のドライクリーニングによる方法が最も損傷の程度が少なく,保温性,圧縮弾性も優れていた.

意外に思えますが、自然乾燥よりもタンブラー乾燥の方が羽毛が偏らないそうです。

ただし、羽毛の損傷は自然乾燥よりもかなり激しいようで、一長一短です。

ドライクリーニングは嵩の回復も、羽毛の偏りも良い具合になるようです。ただし、石油系ゾールの自然乾燥のように80℃を超える高温では損傷が激しいようです。

しかし、塩素系やフッ素系は羽毛が絡まって嵩が回復しないばかりか損傷も石油系より大きく、選択肢には入りません。

ドライクリーニングだからよいということではなく、温度との組み合わせも重要な要素となります。

論文では、最終的には以下のように書かれています。

乾燥方法では自然乾燥と低温で短時間のタンブラー乾燥を組み合わせた乾燥方法が最も良いのではないかと思われる.

羽毛の種類とその混合の影響

羽毛布団とはいっても、中にはいっている羽毛がどれも同じで、かつ一種類しかないということではありません。

論文ではダウンとフェザーの混合で、割合を変えた3種類で実験されています。

ダウンとフェザーの混合率の異なる三種のものでは,洗濯方法がちがっても同じ傾向がみられたが,特にダウンの含まれる割合が多いほど,羽毛の片寄りが少なく,又嵩高性にも富み,保温性もよい.

フェザーのみやフェザーの割合が少ないものよりも、ダウンが含まれ、かつダウンの割合がそれなりに多い方が嵩の回復や保湿性がよいとのことです。

常に一種類の純粋な成分よりも、複数をバランスよく配合したほうがよい、というのは示唆に富んでいるかもしれませんね。

洗濯を考えますと、フェザーのみのよりダウンとフェザーの混合羽毛布団が良いでしょう。

羽毛布団の洗濯の結論

羽毛布団の洗濯に関して、まとめとして以下のように書かれています。

汚れをおとすことだけを考えると水洗いが適していると言われているようであるが,今回の実験で溶剤洗いでもよい結果がみられることがわかった.
又,本実験では繰り返し洗濯試験を行なっていないが,水洗いでは嵩減り,損傷がかなりみられ,必ずしも適当ではないことが明らかとなった

洗濯などの洗い物では洗剤を使うほうが生地を傷めるのでは?と思いがちですが、洗剤洗いよりも水洗いの方が羽毛布団を傷つける結果となりました。

もちろん具体的な洗い方や乾燥の仕方などいろいろな影響はうけますが、同一の環境に置いた実験ではこのようになります。

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