夏布団、
まだ洗ってない?

毛布の手入れの頻度と洗濯

布団と同様に毛布の手入れもハウスダスト対策として有効です。毛布に関する厚労省の通達がありますので、それを引用しつつ手入れについてお伝えします。

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布団のクリーニングと同様に、毛布に関しても厚生労働省の通達で手入れの方法が書かれています。

毛布の手入れの頻度

家庭用のデータではないのですが、家庭より厳しい基準が求められる旅館などに対する厚生労働省の通達の中に、毛布に対する手入れの頻度などについての記述があります。

通達名は「公衆浴場における衛生等管理要領等の改正について」という名称で、この通達の「旅館業における衛生等管理要領」の中に書かれています。

該当箇所を以下に引用します。なお、段落分けと赤字は筆者が入れています。

(1) 布団、枕、毛布及びこれに類するものは、日光消毒と十分なはたきを適切に行い、1月に1回以上、その中心部の温度をおおむね60℃30分間加熱乾燥する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法による加熱処理(暫定的処理基準とする。)を行うことが望ましいこと。

基本的には日光による天日干しと叩きを行い、月に一回は高温乾燥機などで温度を上げて加熱処理をすることが望ましいようです。

60℃というのは天日干しでは厳しいので、コインランドリークリーニングサービスを利用するしかないでしょう。

毛布の洗濯頻度

毛布に関しては、残念ながら洗濯などの丸洗いの頻度に関する記述が見当たりませんでした。

とはいえ、布団は最低6ヶ月に1回の丸洗いが推奨されており、布団と同等にダニが発生しやすそうな毛布も同じかそれ以上の頻度で考えておいた方がよいでしょう。

ご自宅での毛布の手入れは難しい

前述のように、店舗干しと叩きならご自宅での対応は可能です。

しかし、「60℃で30分の加熱」と「毛布の丸洗い」はご家庭では難しいと思われます。

温度自体が問題ですし、毛布を傷ませずに洗濯するのも簡単ではありません。

ハウスダスト対策の観点からは、ハウスダストの原因となるダニの排除も目的となりますが、その場合ダニを殺しただけでは意味がなく、死骸を取除かねばなりません。

叩く程度では落ちませんし、ご家庭では難しいでしょう。

現実的には、クリーニングサービスを利用するのが妥当だと思われます。

洗える電気毛布

毛布は毛布でも、電気毛布という毛布もあり、かつ洗濯可能な電気毛布も存在します。

例え「洗える」とついていても、電気毛布は基本的にクリーニングサービスでは依頼できませんが、自宅で洗うことは可能です。

洗える電気毛布の自宅洗いに関しては「洗える電気毛布の洗い方の一例」をご覧下さい。

毛布のクリーニングサービス

ふとんLenet」というクリーニング会社であれば、宅配サービスの形式で、毛布もクリーニングが可能です。

ただし、加熱処理はされない模様です。

加熱処理をされない点は気になりますが、ダニやアレルゲンの排除に関しては効果があると謳っていますので、効果としては恐らく大丈夫でしょう。

厚労省の通達を守ることが目的ではなく、ダニアレルゲンや汚れを取除いた「清潔な毛布」にすることが目的なのですから。

「布団リネット」が気になる方は、文末のリンクから公式サイトをご覧下さい。

価格も掲載されていますので、どの程度の費用がかかるのかもご確認いただけます。

枕やシーツなど布団以外もクリーニング

布団だけではなく、枕、シーツ、毛布、コタツ布団、座布団、ぬいぐるみも可能です!!

布団はもちろん、布団カバー / シーツ / / クッション / 座布団 など数多くの洗濯を依頼できまるのが、宅配クリーニングサービスのふとんLenet です。

何も選ばずとも布団は圧縮されて届き、布団用に防ダニ加工オプションもあります。

布団カバーもシーツも丸ごとクリーニングとなれば、リネットをおすすめできます。

料金や依頼方法は以下のページで紹介しています。