ハウスダストの原因となるダニに関するページの一覧です。
ダニ関連ページ一覧
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布団や室内のダニとハウスダストの概要
ダニと言っても色々な種類や生息場所があります。
当サイトでは、鼻炎などのアレルギー性鼻炎の原因となるハウスダストに関連する情報がメインですから、家に住むダニ、つまり家ダニに関する内容です。
元々、家ダニには人を噛んで赤い腫れを起す害虫というイメージがあるかと思います。
それこそダニや蠅や蚊などを食べる蜘蛛のように益虫とは違い、人間視点ではダニは邪魔にしかなりません。
もっとも、蜘蛛も繁殖する数を考えるとイヤなものではありますが。
なお、ダニはそのままではハウスダストとは言えません。ハウスダストとして鼻炎の原因(アレルゲン)になるのは、ダニのフンと細かくなったダニの死骸です。
ダニが鼻に入ること自体気持ち悪くて考えたくもないですが、それとはまた違う観点で考えなければなりません。
つまり、ダニを退治して根絶することが目的ではなく、あくまでダニから発生するハウスダストを低減して抑えることが目的となります。
ここを間違えるとはハウスダスト対策がもっと大変になりますから、ある程度の現実的な妥協点として「ダニを根絶することは必須ではない」という認識を持つことをおすすめします。
基本は掃除と洗濯
室内のハウスダストやダニは0にはできません。
いくつか理由はありますが、そもそも人間がフケなどの発生源であり、出入りする以上外からの侵入は防げないからです。
前項でも「現実的な妥協点」と書いていますが、落としどころとしては「室内は掃除」「布団は掃除機掛けと洗濯(丸洗い)」がベターです。
布団を洗濯するように室内も洗濯できればよいのですが、流石にそれは無理です。
せめて掃除(と換気など)をしてハウスダストが蓄積や滞留をしない環境をめざしましょう。
布団のダニが繁殖しやすい場所
室内には布団のダニが繁殖しやすい場所も存在しますので注意が必要です。
詳細は「布団のダニとダニ対策の基本」をご覧頂ければと思いますが、「押し入れ」には注意が必要です。
『ダニを殺して終わり』ではない
上記で触れていますが、ハウスダスト対策にとしてはダニを殺すだけでは不十分です。ダニの死骸がハウスダストになるのですから、「殺したダニを取除く」必要があります。
ご自宅で高性能な布団乾燥機をお持ちの方でも、個人で布団の中身の繊維に絡まってるダニの死骸を奇麗に取除くことができるでしょうか?
仮に「ダニを必ず殺せる洗濯機/乾燥機」があるならば価値は確かにありますが、それに加えて「ダニの死骸を繊維中から取除く方法」がなければなりません。
ダニは生きていれば糞がハウスダストになり、死ねば死骸がハウスダストになる厄介者であることをわすれてはなりません。
なお、「ダニを必ず吸い取れる掃除機」があるなら話は別です。「殺す」のではなく「吸い取る」のですから。もちろん、そういう掃除機が存在するなら、ですが。